大阪から湯西川温泉へ
昨年2024年11月末に,東京に出張に行く用事ができましたので,ついでに旅行に行ってきました.
湯西川温泉について
湯西川の源流近くに位置する温泉地で,平家の落人が隠れ住んだという伝説が残されているところです.
泉質は単純温泉
地理的には日光や鬼怒川温泉のさらに北にあり,ほぼ福島県との県境近くに位置している温泉地です.
大阪→湯西川温泉へ
今回はJALを利用.出張のついでの旅行のため,航空券代の負担はゼロです.わーい(^^♪
JALカードestを持っているので,サクララウンジが年5回利用できるので,利用.
クロワッサンは伊丹空港で購入.1個400円くらいとか,高い….
飛行機はクラスJを利用したのですが,最近お腹の調子が悪くて,気分が悪かったです.離陸と着陸の時にトイレに行けないと思うと,余計に緊張していけないですね.
羽田空港からは京急・地下鉄を乗り継いで浅草まで移動.意外と時間がかかりました.
東武鉄道の浅草駅には初めてやってきました.
関西の私鉄のターミナルとは異なり,だいぶこじんまりしたターミナルです.
駅内は手狭な印象.左の特急に乗ります.
先頭の方はカーブを描いているため,列車とホームの間にかなり隙間がありスロープが設置されていました.なかなか面白いですね.
1週間前に予約していましたが,途中からも人が乗ってきて満席に.
私の隣にも人が来られました.さすが紅葉時の日光は混雑するようですね.
お昼ごはんは電車内で駅弁を.
鬼怒川温泉までの特急は取れなかったため,途中の下今市駅にて下車.
ここから普通列車に乗り換えて鬼怒川温泉駅へ向かいます
鬼怒川温泉に到着です.土曜日で快晴ということもあってか,駅は人でごった返してました.
鬼怒川温泉は,関西で言う有馬温泉みたいな立ち位置になるのでしょうか.
バスでさらに奥地へ 湯西川温泉へ
私の本日の目的地は,鬼怒川温泉ではなく,湯西川温泉.
駅前から日光交通のバスに乗って,湯西川温泉へ.約1時間ほど乗車します
写真には納めておりませんが,鬼怒川温泉には大型ホテルが多いのですが,川沿いのホテルで廃墟ホテルもいくつか見られました.
団体旅行が少なくなってきた昨今では,大型ホテルの経営は厳しそうですね.インバウンドの団体観光客をうまく取り入れるか,個人旅行にターゲットを変えるのか,いづれにしても手法を変えないことには上手く経営が継続できないのでしょうね.
山奥に入っていくにつれて,雲が多くなっていきます.鬼怒川温泉は快晴だったのに…
どこか別世界に連れていかれているような気がして不思議な感覚でした
湯西川温泉「おやど湯の季」に滞在
バスを降りて5分程度,本日泊まる宿「湯の季」に到着.
今回の予約について
じゃらんで予約
1泊2食付きで20,000円(じゃらんのクーポンで2,000円引き)でした.
1人利用だから少し高めの値段設定のように感じます…
客室
私の部屋.1人なら十分な広さ.部屋はリニューアルされていたようできれいですね
なお,HPを除いてみたら2025年6月末にリニューアルオープンされるようですので,私が滞在した2024年11月とはまた違っているかもしれません.ご注意ください.
和室8畳のお部屋です
湯西川からは離れているため,川の音は聞こえませんね.
部屋の反対側から.トイレは客室内にありますが,バスタブはありません.
平家最中と呼ばれる茶菓子が置いてありました.
周辺をぶらぶら 平家の里
宿の周りをぶらぶらしました.
流れている川は湯西川.この川沿いに旅館が立ち並んでいます.
除雪車も止まっていました.冬はかなり雪が積もりそう
静かな温泉街で,道路を歩いている人をほとんど見かけませんでした.
宿に滞在してゆっくりするのが,ここ湯西川温泉でのくつろぎ方なのでしょうか.
唯一の?観光施設が「平家の里」です.
入場料を払って中へ.
平家落人の生活様式を後世に残すため,村内の茅葺き屋根の民家を移築し再現した民族村です.
こちらも土曜日にもかかわらず,人がほとんどおりませんでしたので,寂しさとどこか不安になります.
平家の落人により集落ができたところは,全国各地に点在しているようです.
個人的には,以前から宮崎県の椎葉村にはいつか訪れたいと思っています
おしゃれな模様の傘の展示も.
3か所もある!温泉で癒される
宿に帰って冷えたからだを温めます
この宿,温泉は3か所あり,内湯,露天風呂,貸切湯の3か所あります.
意外にも何回もお風呂に入る人がいないからなのか?宿泊客が少ないからなのか?他の人とはほとんど会いませんで,貸切風呂に入らずとも貸切でした(笑)
貸切湯は利用者がいなければ,いつでも入ることができます.浴室内がやや寒くて,私は内湯が良かったですね.なお,露天風呂に関しては着替えるところも屋外にあり,上がった時に少し湯冷めするのがマイナスポイントでした.冬とかはどうなるんでしょう?
泉質は,アルカリ単純温泉で湯あたりしづらく優しい温泉で,好きな温泉でした.
なお,加温加水なしの源泉かけ流し温泉です
↓こちらは内湯(誰もいなかったので撮影)
サービスが充実
宿にはラウンジがあり,珈琲や紅茶,お茶類は自由に飲めます.
お風呂上りに休憩もできるので良いサービスですね~
夕食
夕食は部屋食ではなくて,他の方と一緒に食べる感じ.
こちらがお品書き,懐石料理で順番に出てきます.
食事のお供は日本酒にしました.熱燗であったまります.
川魚やサーモンなどの魚料理
メインの肉料理は,那須三元豚しゃぶしゃぶです!
しゃぶしゃぶの量は少な目でしたが,お肉は美味しいです(^^♪
朝食
朝食はこんな感じ.
平家納豆なるものがありました.それ以外の料理はいたって普通といったところ.
もう少し魚料理とかあっても良かったのに,とは思いました・・・
旅館自体はサービスも良く,泉質も良く大変満足しましたが,値段が少し高かったのが残念.
湯西川温泉の温泉街は観光客も少なくて静かで,耳をすませば川の音が聞こえて良い雰囲気でした.他にも何件か旅館があるので,次回来た際は他の旅館に泊まってみたいな~
帰りのバスがやってきました.
行きと同じく鬼怒川温泉駅までバスに乗っても良いのですが,途中の「湯西川温泉駅」にて下車
野岩鉄道の湯西川温泉駅はトンネルの中にホームがある珍しい駅.
改札口を抜けて階段を下りるとホームがあります.
列車が到着.
クロスシートの車両ですね.
鬼怒川温泉駅まで乗車し,乗換
人生初のSLに乗るべく,少し前に座席予約しました.
SLの汽笛や車窓を満喫できました~
ちょっと残念だったのは電化されているところを走行すること.
架線とSLが写りこんでしまうと,風情が損なわれる気がしますね.
今度は非電化区間で走っているSLに乗りたいな~
帰り道に春日部へ立ち寄り
新型特急スペーシアXを初めて見ました.乗りたかったけど満席のようでした.
急ぐ用事もないですし,都心まで特急券不要の鈍行で買えります
途中の春日部駅にて下車.
街にはいたるところにクレヨンしんちゃんが
春日部を訪れたのは,クレヨンしんちゃんの“サトーココノカドー”のモデルとなったと言われるイトーヨーカドー春日部店が閉店になると聞いたから.
閉店日ということもあり,多くの人が一目見ようと押しかけていました
その後は,流山のホテルに滞在して,翌日からの仕事へ備えました.
いろいろ詰め込みすぎた結果,長い記事になってしまいました.
最後まで読んでくださりありがとうございました.
それでは,また.
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