朝になりました。私が泊っているホテルの周辺にもたくさんホテルが建っています。
朝は鳥のさえずりが聞こえて、気持ちよく目覚めました。
ホテルの朝食
朝食付きの宿泊プランだったので、ホテルの1階で朝食。メニューはなんと10種類くらいから選ぶことができました。
ご飯が、タイ米ではなくジャポニカ米で美味しかったです。
フルーツも。特にドラゴンフルーツがうまいー
日本語ツアーに1日参加
ネットで「タビナカ」というオプショナルツアーに申し込みました。
私が申し込んだのは、【大満喫の1日ツアー】ベンメリア寺院~民家訪問~トンレサップ湖サンセットクルーズで大満足の格安1日ツアー《日本語ガイド/WiFi付き》
ベンメリア寺院
どうやら、1日参加するのは私一人のようで、午前中のベンメリア寺院ツアー、午後のオールドタウンとトレンサップ湖クルーズでツアーが分かれているようです。
朝8時にホテルに迎えに来てもらえました。
ガイドの人は、日本語ペラペラのカンボジア人でした。
クメール語の名前もあるのですが、日本人にも覚えやすいように日本語の名前も持っておられて、とても分かりやすいと思いました。(私は、外国の方の名前を覚えるの苦手です)
発車後30分で車が故障して、動かなくなり車の手配で30分くらい待たされます。
こういうのも発展途上国らしくていいですよね。
▼シェムリアップ、朝の風景
気を取り直して、車を乗り換えて出発。
シェムリアップの中心街は意外と小さくてすぐに田舎になります。
外には、田園風景や牛の放し飼いが見られます。のどかですね。
到着まで、時間があるのでガイドの人がカンボジアのことについていろいろ説明してくれました。
カンボジア人の平均月収はなんと2万円!! 1日で1,000円でも稼げたら高給取りですね。(‘Д’)
あとは、カンボジアの学校は足りないそうで、午前中は小学校、午後は中学校というような使い方をしているそうです。これでは、勉強が足りないという人がいるので、そういう人はお金を払って塾へ行くそうです。その塾の先生は、学校の先生だそうですよ。
ときどき、日本語でジョークを言いながら、話すのでとても面白かったです。「今でしょ!」とか、「ちゃんとはいてますよ」とか、「まいうー」とか。
「本当にどこでそんなに日本語覚えたの?」と不思議になるくらい、日本語がお上手でした。どこで学んだか聞くと「寺子屋で学びましたよ」と、(笑)
ガイドの人は、田舎育ちだそうで、田舎の話もしてくれました。田舎では、朝ニワトリの鳴き声で目覚めるそうです。気持ちいい目覚め方だな、と思ったあなた。そうでは、ありません。うるさいそうです。それはもう、目覚まし時計よりも。カンボジアの中でも都市と田舎では生活が異なるようです。
あと、驚いたのが「かぼちゃ」はカンボジアがなまってできた言葉であるということ。ポルトガル人がカンボジアの野菜として日本に持ち込んだのが由来だそうです。
ガイドの人が面白くて時間のたつのもあっという間で、約1時間で、ベンメリア寺到着。
日本人の間では、ジブリの「天空の城ラピュタ」の舞台のようだとも、言われています。(実際は関係ないそうですがね)
すごい廃墟感。カンボジアでは、地震がおきないので、なぜこのように崩れたかというと、シロアリと木が原因だそうです。
ベンメリア寺院は、アンコールワットの練習台ともいわれているそうです。
なぜ、街から遠いこの場所につくったのか、それは石が多くとれるのがこの近くだったからそうです。
東西南北と4つある入口のうち3つは入口が石などによって閉ざされており、1つしか入れません。
装飾もわずかながら残っています。アンパンマンの顔に見えませんか?
中に入っていきます。
中は、とても神秘的でした。
入口が封鎖されていますね。
ナーガの彫刻も一部残っていました。
帰りも来た道を戻ります。
クメール料理の昼食
昼ごはんは、何の店か分かりませんでしたが、カンボジアの「クメール料理」をいただきました。
ハエの飛び交う店内で、ハエと格闘しながら食べました。(笑)
味の方は、とても美味しかったです。
カレーっぽい、料理。野菜が多くて健康的。カンボジアで提供されるお米は、タイ米ではないので日本人が食べ慣れていて美味しく感じます。
デザート。
街の中は、割と舗装されているところが多いですが、狭い道にいくと赤土の舗装されていない道路も多く見受けられました。ガイドの人によると、田舎はほとんど舗装されていないそう。
一旦、ホテルに帰った後、「再びホテルに迎えに来ます」、とのことでしばしホテルの部屋で休憩しました。
再び、ホテルに迎えに来てもらって、オールドタウンへ。
オールドタウンでは、自由時間があったので、カンボジアクッキーとTシャツを購入。
ここで注意。言い値で買わないようにしましょう。言い値は高い価格を言ってくるので、値下げ交渉必須です。言い値の1/3くらいから交渉するといいかも。
車を走らせること20分ほどで、トンレサップ湖へ向かう船着き場へ。
観光客がたくさん。
トンレサップ湖
船もたくさんとまっています。
下った先に船が止まっているのですが、雨季には、上まで水がくるそうです。どんだけ、雨降るんだ。
右側の茶色の船に乗船。
操縦席
水は、汚そうなコーヒーミルク色
こんなに水が汚いにも関わらず、魚を取っている人が。
健康的に悪そうな気がするけど、慣れているのかな。
そして、やってきました。トンレサップ湖。
建物はすべて、水の上に浮かんでいます。
地面には全く固定されていません。
レストランが浮かんでいます。
夕方だったので、子どもたちが学校から家に帰る途中でした。
船から落ちたりして遊んでいました。
船で登校するって、なんか素敵。ここで生まれたら、歩くことよりも先に泳ぐことを覚えそう。
レストランに着いて、ここで夕日を眺めます。
鶏肉の丸焼き
ワニの卵だそうです。食べるのかな。
わー!ワニ、たくさん。満員電車みたい。
ここでは、ワニが養殖されています。ワニもここでは貴重な食糧なのですね。
不要な残飯など、いらないものは全てワニに食べさせるそうですよ。
東南アジア最大の湖、トンレサップ湖。とても大きいです。
まったく対岸が見えません。
子どもがヘビを持っていました。
「1$くれ!」と言ってきますが、無視。 そんなに、たやすくお金をもらう癖がついてしまったら、将来困るよ。
ここに住んでいる人たちにとって、1$は大金です。観光客からお金を搾取するのはやめるべきですね。
もっとも、このトレンサップ湖に住んでいるのは、カンボジア人ではなく、ベトナム人です。
もっと言うと、カンボジア人はベトナム人のことが嫌いです。カンボジア人の前では、あまりベトナムの話はしないほうがいいかもです。
ベトナムのホーチミンは、昔はカンボジアでしたし、カンボジアの方が近い島がベトナムに取られたりと、近いので関係悪化しているみたいです。
下を見ると、本当に浮かんでいました。
湖のため、ほとんど波が無くて、揺れはないですが。
帰りも同じ船に乗って帰りました。
とても楽しい船旅になりました。
ガイドの方がとても面白くて、また日本語で説明してくださるので非常にわかりやすかったです。
(せっかく行くのだからちゃんと、できた背景とか知りたいですもんね)
~おまけ~夜ご飯
夕方19時ごろホテルに到着。
疲れていたし、明日はサンライズを見に行くので4時には起きないといけない。
ということで、ホテルの前にあるレストランで夕食。
外の空気をかんじながら、食事を楽しめます。
昼ごはんのレストランと異なり、ここはハエがいません。勝利!
やっぱり、東南アジアに来たからにはマンゴージュース。
チキンサラダとチャーハンみたいなものをたべました。
カンボジアはレストランの食事が美味しくて、ほんとうに素晴らしいです。
価格は現地の人からしたら、相当高いだろうが。しかし、日本で食べるよりも安い。
では、また。
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