深日洲本ライナーに乗船
深日洲本ライナーについて
大阪府泉南郡岬町と兵庫県洲本市が,かつて結ばれていた旅客船の定期航路の復活に向けた取組みを進めており,社会実験として土日祝を中心に期間限定で運航されています.
社会実験自体は2017年から行われており,運航は恭兵船舶です.
時間:約55分
便数:1日4往復(社会実験のため,土日祝のみ&期間限定)
就航船:「INFINITY」
料金:大人1,500円(片道)
往復割引,学生割引,シニア割引などあり
(2023年7月時点)
詳細は⇒深日洲本ライナー
深日港へのアクセス
南海電車に乗って,深日港まで向かいました.
深日港へ行くには,南海電車空港線でみさき公園駅まで向かった後,多奈川線に乗り換え深日港駅で下車します.
多奈川線の車両は2両ワンマンで.大阪から近場で,ローカル線の雰囲気を味わえます.
「INFINITY」に乗船
発券
乗車した日は,深日港にて深日港フェスティバルが開かれており,早朝準備中でした.
社会実験ながら,船乗り場の看板もあり親切です.
乗船するのは,こちらの「INFINITY」です.
船は双胴船です(↓洲本港で撮影)
乗船券売り場は船乗り場から少し離れたところにありました.
公式HPからのネット予約もできますが,今回は当日で購入しました.
(繁忙期などで確実に乗りたい場合は予約がおすすめです)
乗船券をゲット.
こちらの乗船券を淡路島の観光スポットで見せると特典がある他,復路も利用したい場合は半券が必要となるので,無くさないように・・・
船内
1階部分が客室になっています.
航行中は外部デッキにでることはできず,船内で窓越しに見るしかないのが残念.
大阪湾を横断する航路
天気の良い深日港です!(^^)!
出港後,かなり曇りがち
太平洋と大阪湾を行き来する船が通る航路を横切るため,大型船舶が見られます.
淡路島が近づいてくると,左手の三熊山の上に洲本城が見えました.
深日港から約55分,洲本港に到着です.
かんり立派なターミナルで驚きました.
洲本にて観光
淡路島へは何度か訪れたことがありますが,洲本へ来たのは初めてだったので観光もしてきました.
鮎屋の滝
洲本バスターミナルにて,自転車を借りて(1日800円,深日洲本ライナーの半券で500円)
鮎屋の滝へ.片道約8kmほどの道のりです.ちょっと道に迷いましたが,なんとかたどり着けました.
この日は日差しも強くて,たどり着いたときは汗だくでした…
洲本城
洲本市内へ戻った後は,三熊山を登り洲本城へ.
かなり急な上り坂で20分ほど歩くと,たどり着けます.ここまでは車でも来れるので大半の人は車利用で,自分のように汗だくで,足が棒になりながら来る人はマレみたいです.
天守閣へは登れませんが,天守閣の下から景色を楽しめます.
ここまで苦労して登ってきた苦労が報われるような絶景で,大阪湾と洲本市内が一望できます.
汗が引くまで,しばらくベンチに座っているとさきほど乗船した「INFINITY」が入港していました.
おわりに
土日祝のみ&期間限定ですが深日洲本ライナーによって大阪の南部,和歌山県から早く淡路島へいけるようになるので,かなり利便性が向上するルートだと感じました.
今後も継続して運航されることを願っています!
さて,帰りはバスを利用します.
つづく・・・
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