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【乗船記&島旅】三洋汽船「つむぎ」笠岡⇒真鍋島⇒佐柳島 新造船で行く猫の島!

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三洋汽船「つむぎ」笠岡⇒真鍋島

三洋汽船は,笠岡と笠岡諸島を結ぶ航路を運航しています.
笠岡と高島,白石島,北木島,真鍋島,佐柳島を結ぶ笠岡~佐柳本浦航路と,笠岡と大飛島,小飛島,六島を結ぶ笠岡~飛島~六島航路を運航しています.

今回乗船したのは,笠岡~佐柳本浦航路です.
なお,笠岡と白石島間で運航していたフェリー「さんよう」は2023年12月31日をもって運航休止となり,三洋汽船は旅客船のみの運航となっています.

航路:笠岡(住吉)~高島~白石島~北木島~真鍋島~(佐柳島)
真鍋島~佐柳島は土曜日のみ運航
時間:45分(高速船,笠岡~真鍋島),64分(普通船,笠岡~真鍋島)など
就航船:「つむぎ」,「しおじ」,「ニューかさおか」,「ぷりんす」
料金:大人1,040円(片道 普通船,笠岡~真鍋島)など
(2024年2月時点)
詳細は⇒三洋汽船

新造船「つむぎ」に乗船 笠岡⇒真鍋島

まずは笠岡から真鍋島に向かいます.

笠岡諸島の白石島・北木島へのフェリーが発着しているのは笠岡(伏越)ですが,今回乗船する客船は笠岡(住吉)から発着しています.
発着する場所が違うので要注意です.

笠岡(住吉)へは,JR笠岡駅から徒歩5分ほどとかなり近いです.
ターミナル近くには笠岡諸島の観光案内が懐かしい感じで掲載されていました.

笠岡諸島交流センターの1階が券売場と待合所になっています.
最近リニューアルされたのか,とてもきれいです.

待合室内には,島の小学校に届けられるらしい給食の箱がありました.

乗船券を購入しました.
船は旅客船ですが,普通船と高速船があり料金が違います.
私は最終目的地の佐柳島までの普通船乗船券1,200円を購入しました.

乗船が開始されました.

乗船するのは新造船の「つむぎ」でした.
2022年10月に就航した新造船です.

行先のプレートには,笠岡~佐柳島と記載されています.
なお,佐柳島に向かうのは土曜日のみとなっています.

船内の様子.

後方は優先席などがあります.
前方は階段を少し降りたところに客室があります.

前方の客室です.

最近の船らしく,窓際にはコンセントがありました.

JRTT鉄道・運輸機構のもとに新造船が作られてますね.

船の後方は荷物スペースになっていて,生活物資や自転車などが搭載できます.

船は定刻通りに出港します.
船内は島に向かう人で8割くらいの乗船率.かなり乗船されている様子です.

しばらくは陸に囲まれた神島水道を進みます.

神島大橋をくぐります.

神島水道を抜けて瀬戸内海に入ると,スピードを上げて進みます.

神島外浦に寄港した後,白石島へ

三洋汽船のフェリー「さんよう」が停泊していました.

続いて,北木島の大浦に寄港です.
こちらではかなりお客さんが下船されました.

真鍋島の岩坪に寄港した後,終点の本浦に到着します.
真鍋島の岩坪と本浦はそこまで離れていませんが,普通船はどちらも寄港します.

終点の真鍋島,本浦に到着です.
笠岡からは約1時間ほどの船旅でした.
船は佐柳島行きですが,真鍋島を出発するまでは時間があるため一旦下船となります.
(真鍋島にて約2時間滞在できます)

上陸すると,すぐに猫たちがお出迎え(*´ω`*)
毛並みが整ったネコが多くて,野良猫でも住民の方が餌あげたりしているのかな?

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真鍋島を観光 ネコに囲まれる島

真鍋島について

笠岡港から約18kmにある島.
本浦と岩坪の2集落があり,港の背後に民家が密集している.
(shimadas,日本離島センター)

昼食

真鍋島にて昼食をいただきます.
港を出てすぐの所にあったこちらの看板のお店に向かってみることに.

「モトエカフェ」というお店.おしゃれな雰囲気のお店でした.

モトエカレーをいただきました.本格的なカレーで美味でした.

島内をぶらぶら ネコに囲まれる

昼食後は,船が出港する時刻まで島内をぶらぶら観光しました.
住宅は港周辺の周りに集中しています.
人口はシマダス情報だと,201人の小さな島です.

島内にある真鍋小学校,真鍋中学校です.
木造の校舎で懐かしい雰囲気.自分が通っていた小学校に似た雰囲気がありました.

海沿いを歩いていると,ネコが近づいてきます.

ネコ用の買ってきた餌をあげると,猫たちがさらに寄ってきます.

遠くからも猫たちが集まってきて,にぎやかになりました(笑)

最後は母のスカートまで引っ張ったりしていて,餌を欲していましたが,そこまでたくさん餌を持ってきていなかったので全てのネコにあげられませんでした.ごめんよ・・・

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三洋汽船「つむぎ」真鍋島⇒佐柳島

さきほど下船した「つむぎ」に再び乗船して,佐柳島へ向かいます.
真鍋島と佐柳島の間を結ぶ航路は,土曜日に1往復だけ運航している珍しい航路です.

再び「つむぎ」に乗船 真鍋島⇒佐柳島

再び「つむぎ」に乗船します!

乗船するのは私と今回一緒に旅行した父,母の3人だけで貸切状態でした.
土曜日だけの運航で乗船する人が集中しているのかと予想していましたが,乗船する人がほとんどいないくて土曜日だけでも維持しているだけ?のようですね.

瀬戸内海は波がほとんどなく,揺れが無いので快適ですよね.

真鍋島の本浦から約20分,佐柳島本浦に到着しました.
真鍋島は岡山県笠岡市ですが,佐柳島は香川県多度津町であり,この航路で県境を越えたことになります.

佐柳島を観光

佐柳島について

瀬戸内海のほぼ中央,四国多度津港の北西14.8kmにある.
近年は「猫の島」として注目を集めている.
(shimadas,日本離島センター)

シマダス情報だと人口は72人.真鍋島よりも人口は少ないですね.

佐柳島は,たどつ汽船で多度津港と結ばれているほか,今回紹介した真鍋島~佐柳島航路が土曜日のみ1往復運航されています.

佐柳島内をぶらぶら

港の周りがネコたちが集まるスペースになっていて,観光客もこちらでエサをあげることができます.
エサは販売していないので,やはり持っていく必要がありますね.

船の待合所周辺には,たくさんのネコが!
こちらでは住民の方が用意されたエサとお水が置いてありました.

寝っ転がっているネコもいて,のどかだな~と

防波堤を飛び越えるネコが見られることで有名ですが,シャッターチャンスはわずかなわけで,撮影できませんでした(泣

島を歩いていると,ネコに追いかけられます(笑)

ごめんよ.真鍋島でエサをあげたので無くなってしまったよ.

こちらは元小学校を改装した「ネコノシマホステル」です.
部屋内にはネコは入れられないようですが,建物の周りにはネコたちも来るのでネコ好きにはたまらない宿泊施設かもしれませんね.

帰り際には,住民の方が餌をあげている様子を見ることができました.
1日数回エサをあげているようです.

帰りは,佐柳島から多度津に向けてたどつ汽船に乗船します.

つづく・・・

 

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