ジャンボフェリー「あおい」に乗船
今回は,2022年10月22日から就航を開始したジャンボフェリーの新造船「あおい」に乗船してきました.
ジャンボフェリーの新造船については,↓の記事でも取り上げましたが,やっと乗船が叶いました.
ジャンボフェリーについて
ジャンボフェリーは加藤汽船グループのジャンボフェリー株式会社が運航しており,神戸~小豆島~高松を結ぶ航路を運航しています.
加藤汽船グループには他にも,高松と関西方面を結ぶフットバスや,伊勢湾フェリー,本島汽船,雌雄島海運などもあります.
船舶:「りつりん2」,「あおい」
料金:1,890円~(WEB予約,神戸~高松)
(土休日,深夜料金別途必要)
時間:約4時間45分(寄港便) (便によって変わる)
(2023年3月時点)
⇒ジャンボフェリー (公式)
なお,関西と四国を結ぶフェリーについては,↓の記事にまとめています.
今回の予約について
ジャンボフェリーは,WEB予約が開始されました.
WEB予約だと,片道あたり100円引きとなりお得です.
また,乗船前であれば予約変更無料,キャンセル無料です.
また,プレミア席の予約もWEBからでき,座席指定もできます.
乗船時には,メールに送られてくるQRコードをかざして乗船します.そのため,港にて乗船名簿を書いたり,窓口に行く必要なく,直接乗船口に行くことができます!とっても便利!
今回は,プレミア席の”コンフォートリクライニング席”を予約しました.
運賃の他に,プレミア席料金1,500円(通常期)がかかり,乗船料金1,890円(ネット割適用)+土休日料金500円と合わせて,3,890円をネット予約の際に決済しました.
外観
ジャンボフェリー「あおい」です!
(港で撮影したので一部分ですが)
船内
ジャンボフェリーの船内は,一部を除いて撮影不可となっています.
そのため,撮影OKな場所なところでの写真のみとなります.
座席等については,ジャンボフェリーのHPの写真を参考にする方が良いと思います.
2階:売店,うどんコーナー(うどんピッピ),足湯,お風呂,客席(自由席,プレミア席)
3階:客席(プレミア席)
4階・屋上:芝生の広場,風のテラス,光のテラス
順番に,船内設備について紹介しますよ~
足湯・お風呂
ジャンボフェリーの新造船「あおい」で新設された足湯は,海のテラスにあります.
プレミア席利用の方は無料,自由席の方は300円 400円(通常期),700円(繁忙期)で利用できます.
外を見ながら入ることができます.
デッキの一部には下が見えるところがあります.
足湯があるデッキはちょうど船から出っ張った部分に当たるようです.
上にも乗れますが,下は海なのでちょっと怖いですね(笑)
足湯に入りながら,まったり.
足湯すごい人気なのかな~?と思っていましたが,以外にも利用者は少なかったです.
おそらく,自由席利用の方は別途料金が必要だからのようです.
持参したタオルは他社の物ですが,すいませんね(;^_^
長距離フェリーに乗る機会が多いので,このサイズのタオルが家に多くなります~(船好きあるあるですかね)
風のテラス・光のテラス
こちらもプレミア席利用のエリアとなります.
自由席の方は,足湯等を利用する券と同様の300円払えば入れるようです.
(300円追加でお風呂と足湯,風のテラス,光のテラスも入れるのでお得ですね~)
2階最前方にある風のテラスです.
そして,ここから階段をあがると4階にある光のテラスに上がることができます.
(階段の位置がちょっと分かりにくくて,ここにきているのは自分だけでした)
船から張り出した場所に位置するので,船の側面が良く見えます.
前方をのぞいてみると,こんな感じ.
最前部に位置するので,障害物が無く,前方の風景もばっちり撮れます!
芝生の広場・空のテラス
誰でも利用できる芝生の広場と空のテラスです(自由席の方も無料です)
芝生がひかれているので,寝っ転がっている方もいらっしゃいました.
潮風と太陽の光を浴びながら,ひなたぼっこ最高ですよね~
うどんコーナー(ふねピッピ)
2階にあるうどんコーナー(ふねピッピ)で,朝食をいただきます.
(ピッピは,讃岐弁でうどんのことだそうです)
自動券売機でチケットを購入し,できあがったら番号で呼ばれます.
さぬきレモンうどん(440円)を注文しました.
社長が育てた完全無農薬レモンだそうです!すごい
レモンの皮まで食べられるということで全ていただきました~
酸っぱさがあってうどんによくあいます.ごちそうさまでした!
コンフォートリクライニング席
最後に,今回予約した“コンフォートリクライニング席”についてです.
(撮影禁止エリアのため,写真はありません.気になる方は公式HP参照してね)
まず,座席についてですが
国内フェリー初の「ゆりかご式チルト機構」を装備しているということで,リクライニングに合わせて座面も移動するので,無理な姿勢にならず,居心地最高でした.
また,オットマン,フットレストも装備されています.
コンフォートリクライニング席は,2階最前方に位置しており,前面展望が楽しめます.
神戸~小豆島または神戸~高松であれば,乗船時間は3時間を超えるため,追加料金1,500円の価値は十分にあると感じました(足湯やお風呂も無料で使えますし)
神戸から高松までの航海
神戸港を出港
8:30に神戸港を出港です!
ジャンボフェリーのあの有名な曲「ふたりを結ぶジャンボフェリー」が流れ,旅情たっぷりです.
神戸港では船を旋回してから,出発.
神戸の街並みがきれいに見えます.
神戸メリケンパークオリエンタルホテルです.
奥に停泊しているのは,建物ではなくクルーズ船「Seven Seas Explorer」ですね.
出港後は,船内でゆっくり過ごします.
日曜日なので,車両甲板には車が少なかったです.平日だとトラックとか多いイメージですね.
明石海峡通過
出港後,約1時間ほどで明石海峡です.
世界最大級のつり橋,明石海峡大橋をくぐります.
橋の下をくぐるのは一瞬です.
ちょうど,うどんを食べていたら姉妹船「りつりん2」と反航しました.
全面に描かれているネコかわいい.
坂手港(小豆島)に入港
神戸港から3時間10分,坂手港が見えてきました.
船内にはSTU48が歌う”瀬戸内の声”が流れます.
本当に瀬戸内海に合う穏やかな曲で,自分の好きな曲の一つです.
船はゆっくり着岸.
ここからだと船長気分で船を眺められて最高です.
こんなアングルから景色を見られる船って,他にないのでは?
高松港に到着
小豆島でかなりのお客さんが下車されました.
高松港までラストスパートです.坂手港から高松港まで,約1時間半ほどかかります.
途中,国際両備フェリーの「第十一こくさい丸」と反航します.ぞうさんがかわいい船です.
「第十一こくさい丸」.愛称「しまぞう」号には以前に乗船したことがあります.
13時すぎ,高松港に到着です.
神戸港から4時間40分かかりましたが,船内設備が充実しているのでまったく飽きませんね.
船内から眺める景色も最高ですし.
なお,ジャンボフェリーの高松港は高松東港で,高松駅近くの高松港とは離れています.
高松港で乗り換えしよう~!と考えている人は乗り換え時間に注意です.
ジャンボフェリー下船後は,無料シャトルバスに乗って,高松駅へ向かいました.
おわりに
ジャンボフェリーの新造船「あおい」に初めて乗船しました.
評判通りの船内設備充実のフェリーでした.
プレミア席専用のエリアもありますが,自由席利用の方でも別料金300円払えば利用できるそうなので,ぜひ利用してみるとよいかと.
新船「あおい」定期的に乗りたい船になりました(^^♪
(おまけ)
高松到着後は,讃岐うどんを食べて帰りは在来線でのんびり大阪へと帰りました.
瀬戸大橋を列車で渡るのも好きです.
それでは,また.
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