ここまでのはなし
鳥羽市営定期船に乗って,答志島へやってきました.
今回使用したお得な乗船券についてなどは以前↓で紹介しました.
鳥羽市営定期船「かがやき」和具(答志島)⇒神島
鳥羽市営定期船について
鳥羽市営定期船は,鳥羽と坂手島,答志島,神島,菅島の各島を結んでいます.
今回乗船したのは答志島と神島を結ぶ航路です
(なお,鳥羽から神島へは乗り継ぎ無しで行けます)
寄港地は便により異なる.
時間:30分(旅客船,佐田浜~神島)
就航船:「しおさい」,「かがやき」,「きらめき」,「第28鳥羽丸」,「第25鳥羽丸」
料金:大人740円(片道,佐田浜~神島)など
(2023年12月時点)
詳細は⇒鳥羽市営定期船ダイヤ(鳥羽市)
「かがやき」に乗船 和具(答志島)⇒神島
和具(答志島)から,神島へ向かいます.乗船時間は20分ほどです.
乗船する「かがやき」がやってきました.
神島行きの船のため,観光客が多そうです.
船の行先表示
2階にも出られる構造で,せっかくなので2階から景色を眺めます.
和具港を出港します.
速力を上げて,船は伊勢湾の入り口の中心部付近にある神島へ.
途中,鳥羽と伊良湖を結ぶ伊勢湾フェリーと反航します.
神島が見えてきました.
進行方向右手が太平洋,左手が伊勢湾です.湾の入り口ですが,
太平洋に面しているため,台風などの時はかなり揺れたり欠航になりそうな航路ですね.
神島の街並みが見えると,まもなく到着です.
釣り人が多くいる防波堤を横目に入港します.
乗船した和具(答志島)からは約20分,鳥羽からは30~40分ほどで到着します.
下船しました.
乗船客は観光客と釣り人が多く,地元の人は少なそうな感じでした.
神島の定期船待合所です.
潮騒の聖地 神島を観光
神島について
神島の概要
鳥羽港の東北12km,伊良湖岬西約3.5kmの伊勢湾口にある島.
標高171mの灯明山を中心に島全体が山地になっている.
(shimadas,日本離島センター)
三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台となったことで有名ですね.また住民の半数が業業に従事しているとのこと.
神島へのアクセス
神島へのアクセスは,2つあります.
今回私が来た三重県側からの鳥羽市営定期船の他に,愛知県伊良湖岬からは神島観光汽船が運航しています.こちらは民間のため片道1,500円とお高めです.
↓神島観光汽船の旅客船です.
地図で見ると,神島が伊勢湾口にあることがよく分かります.
神島内を観光
港をでるとすぐに,三島文学 潮騒の地の看板があります.
神島内を観光します.
島内は山地ですが,歩いて島を一周する神島自然遊歩道が整備されており,2時間で一周できます.
港から伊良湖方面に歩いてみると,そこは伊勢湾の入り口.
大型の自動車運搬船?が航行していました.
道端に咲いていたかわいらしい花
ランチ
ランチは,刺身や煮魚もついて1,760円(税込)でした.
予約必須ですが,当日の朝予約でもOKでした.ラッキー(^^♪
刺身はもちろんのこと,煮魚が最高においしかったです.
(これを食べに来るだけに神島に来るのもアリかな)
神島を歩いて一周 潮騒の舞台を訪れる
神島に来ると決めてから,1週間ほど前に「潮騒」を初めて読みました.
八代神社
まず訪れたのが「八代神社」です.
階段を上っていきます.
階段を上がると,漁港と神島の街並みが見渡せます.
神社に参拝後は,自然歩道を進んでいきます.
草刈りはされていますが,かなり登り降りがある道でいい運動になります.
神島灯台
次に訪れたのが神島灯台です.
潮騒のラストシーンの舞台です.
展望台からは自動車運搬船?が見えました.
監的哨跡
監的哨跡を訪れました.
建物内に入ることができます.
一番上まで登ると,この景色!奥に見えているのが渥美半島の伊良湖岬付近です
絶景で思わず「すごい!」と言ってしまうほど.写真ではなかなか伝わりませんが・・・
ここまで来るのも一苦労なので,余計にそう感じるのかもしれません.(ここには徒歩でしか来れないのです)
カルスト地形
続いて訪れたのが,カルスト地形がみられる海岸.
他には歩いている観光客も少なく,散策を楽しめました~
すずらん,かな?かわいらしい花も道中に咲いており,こういった何気ないところに見られる花は好きですね
一周を終えて,港近くに戻ってきました.一周2時間コースですが,自分が歩くと1時間半ほどで十分観光できました(これでもゆっくり見たほう)
タコつぼがたくさん置かれています.
港の周りはおじいさま方が座って談笑されていたりして,島はかなり活気があるのかな~と思いました.
帰りの便を待っていると,船の到着に合わせて島内の放送でフルネームで呼ばれていました.「荷物があるので取りに来てください~」みたいな放送で,なんか島民みんなに知れ渡るのはなんか恥ずかしい気もしますね(笑)・・・
おわりに
帰りの鳥羽市営定期船は「しおさい」でした.
この島にぴったりな名前ですね.
鳥羽に戻った後は,今夜の宿へと向かいました.
つづく・・・
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