ここまでのはなし
中国JRバスのグランドリーム出雲号で,大阪から出雲にやってきました
浜田で用事を済ませました.
青春18きっぷを利用し,山陰線・山口線・山陽線経由で,福岡へ
九州郵船「うみてらし」博多⇒比田勝(対馬)
九州郵船について
九州郵船は福岡と壱岐,対馬を結ぶ航路を運航しています.
今回乗船したのは博多~比田勝(対馬)の航路です.
博多~比田勝はフェリーが1日1往復運航されています.
就航船:「うみてらし」
時間:博多22:30⇒比田勝03:25
比田勝16:00⇒博多20:55
運行本数:1日1往復
料金:6,980円(片道,2等)
(2024年6月時点)
詳細は⇒九州郵船
博多港へのアクセス
壱岐や対馬への船が出ている博多港へは,博多駅から西鉄バスで行くことができます.
博多駅のF乗り場から西鉄バスに乗車して,終点の「博多ふ頭」まで乗車しました.
壱岐・対馬・五島列島へのフェリーはここから出港します.
博多港での暇つぶし
博多港ターミナルの目の前にある「みなと温泉 波葉の湯」にて,温泉+時間つぶしをしました.
平日1,000円,土休日1,150円と値段は少し高いですが,無料の休憩スペースもあるため乗船時間までゆっくり過ごすことができました.
「うみてらし」に乗船
今回乗船する「うみてらし」は,2021年7月から先代の「げんかい」に代わり就航した船で,新しい船です.
ターミナル2階にある九州郵船の窓口にて,乗船券を購入します.
購入した乗船券です.
博多から比田勝まで,2等で5,980円です.距離の割には高めの値段設定.燃料油価格変動調整金が含まれるため,時期によって運賃は変動します.
九州郵船はキャッシュレス決済が充実しており,各種QRコード決済に対応しています.PayPayで支払いました.
九州郵船は下船時に乗船券の回収があるため,記念に撮影しとくのがいいかも.
乗船開始となったので乗船します.
船内
船内客室は2フロアしかなく,
1階:2等室
2階:外部デッキ
到着時刻の案内と,現在地を表示するモニターがあります.
給水機と給湯器もあります.
2つのフロアをつなぐ階段.
「うみてらし」と書かれた書がかっこいい.
エレベータも設置.
外部デッキに出てきました.
他の乗客の方がおられたので客室内は撮影できていませんが,カーペット敷きの区画が2つ,その他にソファーがありました.
割と横になれるスペースは少ないため,みなさん譲り合って自分のスペースを確保していました.
博多港を出港 深夜の航海
定刻の22:30に博多港を出港です.
赤色にライトアップされた博多ポートタワーに見送られます.
博多ポートタワーと,手前は五島列島へ向かう野母商船の「太古」です.
この船に乗ったのも懐かしいなぁ.
出港後は,疲れていたのですぐに寝ました.
23:00には夜間照明に切り替わり,周囲も真っ暗になりました.
真っ暗になった後も自分の周りで数人飲み会をされている方がいました.
船員の方に注意されても宴会を続けていて,本当に困ったものです…完全に睡眠妨害でした.
やっと寝るとなっても,うち1人がすごいいびきをかいていて,これまた睡眠妨害.あんまり眠れませんでした.
そこまで大きな船ではないため,日本海の波の影響を受けて少し揺れます.
この日は天気も良い日でしたが,少し揺れたので悪天候の日はかなり揺れそうですね…
ちなみに私は旅行の際には念のため酔い止めのアネロンを持参して,備えてます.
比田勝港に真夜中に到着
3:15に船内が点灯し,まもなく比田勝港(対馬)に到着です.
比田勝港には3:25に到着です.
7:00までは船内で休憩が可能となりますが,乗船券の回収があるためいったん起こされます.
また,到着後にすぐ下船しない場合は7:00まで下船できず,7:00に下船となります.
私は日の出とともに街の中を散策したかったので,到着後すぐに下船を選択しました.
比田勝港のターミナル内は休憩もできるように開放されています.
ここまで乗船してきた「うみてらし」です.
こちらのターミナル内で休憩しているのは自分のみでした.
一部こんな感じで仕切られたスペースに,座り心地の良い椅子が設置されていたので,こちらで日の出まで寝ました.
対馬といえば,ヤマネコですかね?こんな紹介イラストもありました.
日の出の時間になり,あたりが明るくなってきたので行動開始です.
「うみてらし」も朝日にてらされてかっこいいです.
総トン数は1,125トンと小さめのフェリーです.
久しぶりに九州郵船に乗ることができました.
この後は対馬の観光へ続きます.
つづく・・・
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