名門大洋フェリーとは
名門大洋フェリーの歴史
「名門大洋フェリー」は「名門カーフェリー」と「大洋フェリー」が1984年に合併してできたフェリー会社です。
ともに1972年から就航しており、「名門カーフェリー」は大阪港と新門司港、「大洋フェリー」は大阪港と苅田を結んでいました。苅田(かんだ)は、福岡県北東部にあり、北九州空港に近いところですね。
(市民の港 大阪港150年の歩み -大阪港は市民のたからもの 森隆行著 を参考)
名門大洋フェリーの航路
現在では、大阪南港と新門司港を1日2便/往復しています。
航路は大阪南港から出港し、明石海峡を通り瀬戸内海を航行します。
穏やかな瀬戸内海を航行するため、揺れはほとんど感じません(個人差がありますが、私は全く酔いません)
名門大洋フェリー おおさかIIに乗船
今回乗船したのは、2便19:50大阪南港発で、新門司港には8:30に着きます。
船は「おおさかII」でした。
車やトラックが入るスペース。
では、乗船です。
乗船口には船名がわかるプレートがあったので、記念撮影。
船内の設備
船内は6階から8階までが客室などのスペースになっています。
6階は、ツーリスト、エコノミー、ドライバールームがあります。また、案内所、レストラン、売店、展望浴場そして、6階にも乗用車スペースがあります。
7階は、ファーストとツーリストがあります。また、デッキにも出られます。
8階は、上級船室となりスイートやデラックスの船室があります。また、デッキにも出られます。
6階
展望浴場内の脱衣所(人がいない時撮影)
左側にベットがあります。
船内で移動するのに使えるスリッパ
ハンガーが2つあります。
売店もあり、グッズを売っていました。
私は、この「おおさかⅡ」のポストカードとファイルを購入しました。船内でしか購入できないものですから、記念につい買ってしまいます。
売店前には、明石海峡大橋、瀬戸大橋、来島海峡大橋を通過する時刻が書かれています。
ただし、目安であり私が乗った時は来島海峡大橋通過予定時刻よりも早く通過していて、見られませんでした。
6階レストラン横を行くと、乗用車専用スペース入口が見えます。航海中は、車両甲板への立ち入りは禁止されているので、車両に荷物を忘れても取りに帰ることはできないので注意。
7階
そして、暗さを調整して外の景色が見られるようになっている展望室もあります。
8階
出港
波が作られるのを見るの、結構好き。
名門大洋フェリーのファンネル
そして、朝は再び露天風呂がオープンするので朝風呂に行き、贅沢な船旅を楽しみましたよ。
無料連絡バスで小倉駅へ
新門司港からは無料バスが出ています。予約は必要ありませんでした。
今日は、徒歩で乗船されている方が多く大型バスが2台と小型バスが1台、合計3台が門司駅前と小倉駅へ向かいます。
バスは、北九州市営バスでした。
(阪九フェリーの連絡バスは西鉄バスでしたね。)
降りた船を撮影して、お別れ
今回は、名門大洋フェリーを利用して大阪南港から新門司港まで利用しました。
関西と新門司を結ぶフェリー会社は名門大洋フェリーの他にも阪九フェリーがあります。
阪九フェリーにも乗船したことがあるので、こちらもご覧ください↓
おわりに
名門大洋フェリーと阪九フェリーとを比べたときに、私は阪九フェリーの方が好きですね。
阪九フェリーには展望浴場の他に展望風呂もあります。そして、食事が美味しい。
しかし、阪九フェリーは泉大津港と神戸港から出港するため、大阪市内からは遠いというデメリットがあります。その点で、名門大洋フェリーは大阪南港から出港しているので利便性が高いと言えます。
あなたは、どちらのフェリーを選びますか?
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