あけぼの丸 宝伝⇒犬島へ
今回は,瀬戸内海に浮かぶ岡山市唯一の有人島「犬島」に行ってきました.
宝伝港へのアクセス
大阪から西大寺駅までは青春18きっぷを利用してやってきました.
宝伝港へは,西大寺駅から西宝伝行きの直行バス(西大寺バスセンター~JR西大寺駅~西宝伝間)を利用します.
バスは期間限定指定日のみ運行で1日1往復のみです.乗り遅れに注意が必要です.
両備バスの車両が到着です.電気バス?と思われる車両でした.
意外にも乗車人数は少なく合計で4人でした.
宝伝港周辺には駐車場もあるため,車利用で宝伝港まで訪れる人が多いかもしれません.
約25分で終点の西宝伝に到着です.
料金は大人510円で,ICカードも利用可能でした.
ここから宝伝港までは道が狭くなるため,ここが終点のようです.
案内看板がありまして,ここから宝伝港までは徒歩5分程度あるきます.
川沿いにはカニが歩いていました.かわいらしい(^^♪
あけぼの丸に乗船
宝伝港に到着です.
既に乗船が開始されていました.11:00発の便に乗ります(バスで来た場合は,11:00発に間に合うようなダイヤ設定になっています)
宝伝から犬島までは400円です.料金は乗船時に支払います.
船内の様子.
時間になり,出港です.
航海時間は約10分で出港後から,犬島にある犬島銅精錬所の煙突が見えます
犬島に到着です!
犬島 散策
犬島について
岡山市の東部沖合約2.2kmにある岡山市唯一の有人島.
古くから花崗岩の産地と知られ,鎌倉八幡宮の大鳥居,岡山城,大坂城,江戸城などにも犬島産の石が使われている.明治30年代の大阪港築港のための採石業と40年代の同の精錬業などで隆盛を極めた時代があり,人口も5,000~6,000人を数えていた.
現在では,人口は50人未満であり,当時5,000人もの人が住んでいたとは思えないほど静かな島です.
また,犬島精練所が美術館として再生されるなど,様々なアートプロジェクトが展開されています.
犬島へのアクセス
犬島へのアクセスは3通りあります.
- 宝伝港から定期船「あけぼの丸」で10分(本記事の前半で紹介)
- 豊島から四国汽船の高速船で
- 直島から四国汽船の高速船で(途中に豊島に寄港)
犬島精練所美術館
犬島島内を観光するにあたり,まずは犬島チケットセンターにて美術館のチケットを購入します.
犬島精練所美術館と犬島「家プロジェクト」の両方を鑑賞できて大人2,100円です.
まずは犬島精練所美術館へ.
戦争特需とかで約10年ほどしか稼働はしていなかったそうです.
近くにはからみレンガと呼ばれるレンガが積んであります.ここに貯蔵して,船で出荷したようです.
館内にはアート作品が展示されていますが,撮影禁止でした.
館内の自然の光の下に,アート作品がマッチしていて素晴らしかったです.
外には多くの煙突が現存していますが,先の方は崩れかかっているものも多くあります.
銅精錬の副産物であるカラミレンガがここでも使われていますね.
光と内省のフラワーベンチ
そのまま歩いて行くと,犬島海水浴場へ出てきました.
海水浴場としては開放していないので,静かな海岸です.
しばらく行くと,海辺にたたずむアート作品があります.名前は「光と内省のフラワーベンチ」
ここに座って海を眺めながら内省するのか?
ちょうど,岡山新港~土庄港を結ぶ国際両備フェリー「おりんぴあどりーむせと」が見られました.
続いて,「犬島 くらしの植物園」へ.
無料で入ることができます.島の方々や来訪者とセルフビルドで作り上げている植物園です.
花壇が無くて,通路と植物の境目がはっきりしていないところが自然に近い形でいいな~と思いました.
犬島 家プロジェクト
住宅街の中を歩いていると,突如現代アートが姿を現すのでびっくりします.
こちらは家の中にある作品で,チケットを見せる必要あり.
各作品の所にはスタッフの方がいてチケット拝見と,作品の説明をしてくださいます.
ただ,どの家もエアコンが無いのでスタッフの方は大変だろうな,と思います.
ランチとカフェ
ランチは犬島の「Ukicafe」にてトマトパスタをいただきました.
トマトソースが自然な味でおいしかったです.おすすめの店です.
時間が余ったので,チケットセンターの隣にあるカフェにてコーヒー(アイス入り)を飲み,涼みました.7月中旬で梅雨が明けたこともあり,とても暑いですね…
帰りは,犬島⇒豊島⇒宇野と船を乗り継いで帰りました.
次回は宇野でのホテル滞在記です.
つづく・・・
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