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【乗船記】大阪市営渡船に乗船!

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大阪市営渡船とは?

大阪市内には、大阪市が運営する渡船が8か所あり、15隻の船が活躍しています。
乗船料はなんと無料なんです。

渡船8か所は、天保山渡船場、甚兵衛渡船場、千歳渡船場、落合上渡船場、落合下渡船場、千本松渡船場、船町渡船場、木津川渡船場です。

あとで書きますが、利用者のほとんどが自転車なんです。これらの渡船場の隣には橋が架かっており、歩行者も橋を渡ることができます。しかし、大阪港は船舶の往来も多いため、橋が高い位置にあり、自転車で橋を上るのはかなり大変です。そのような理由もあり、自転車に乗る多くの人が橋を渡らずに無料でしかも高頻度で運転していて便利な渡船を利用しているのです。

今回は、千本松渡船、千歳渡船、甚兵衛渡船に乗船してきました。
それぞれについてレポートしていきます。

千本松渡船 南津守~南恩加島

まず乗船するために向かったのは、千本松渡船です。

大阪メトロ四つ橋線「北加賀屋駅」から歩いて、千本松大橋を目指します。

駅の周りは住宅地ですが、進んでいくとまわりは工業地帯に。

そして、千本松大橋を渡るためにループしている道路が見えてきます。

千本松大橋を渡るためには、このループを上らないといけません。これは歩行者にとっても自転車にとっても大変ですね。

これが千本松大橋です。とても高いところに橋が架かっているのが分かりますね。

対岸の方も道路がループしていますね。

千本松大橋の入り口の近くに、千本松渡船場(南津守側)があります。

すでに10人以上の人が並んで、船が来るのを待っていました。驚いたことに全員自転車もちこみの利用者です。

対岸から大阪市営渡船「ちづる」がやってきました。

船員の方がスムーズに接岸します。ほんとうにあっという間の作業に驚きます。
それでは乗船して、対岸にある千本松渡船場(南恩加島側)へ。

船内は椅子など無く、自転車もそのまま乗り込めるフラットな構造。

操舵室も見えます。乗組員2人で運行されています。

木津川を横断していきます。両岸には工場などが立ち並んでいて、船も往来しています。

乗船時間は1分ちょっとくらいでしょうか。
あっという間に千本松渡船場(南恩加島側)に着岸です。

日中は15分間隔、平日の朝夕は10分間隔で運行されています。

千歳渡 鶴町四~北恩加島

千本松渡船下船後歩いて、大阪シティバスにも乗船して、終点の「鶴町四丁目」で降りました。

鶴町四丁目から歩いて千歳渡船に乗ります。

千歳渡船場の隣にかかっている橋は千歳橋です。

千歳渡船場(鶴町側)の乗船場です。

乗船口の所は扉がついていて、桟橋を渡ることができないようになっています。

対岸の「北恩加島側」から大阪市営渡船「はまかぜ」が乗客を乗せてやってきます。

船に乗りました。さきほどの船と同様に立ち乗りです。最後尾に乗りました。

勢いよく出発!

この湾奥は大正内港で、割と大きな船も行きかっている川です。尻無川から続いています。

本当にあっという間に千歳渡船場(北恩加島側)に到着。

 

北恩加島側から見た千歳渡船の航路と千歳橋。

甚兵衛渡 泉尾~福崎

下船してから再び歩いて、次は甚兵衛渡に乗ります。

甚兵衛渡船場(泉尾側)です。

この写真で見てわかる通り、この航路は隣には橋が無くて、完全に船に頼り切っているみたいです。そして、川幅も狭いです。この川は尻無川です。

乗船した船は「きよかぜ」でした。

今回は1分未満の乗船時間。
甚兵衛渡船場(福崎側)に到着。
到着したら、すぐにお客さんを乗せて折り返していきました。

おわりに

たまたまある雑誌に載っていて見つけた航路。
観光客らしき人は乗っておらず、地元のお客さんが多数乗船されていました。そして、徒歩で乗船している人はいなくて、全員自転車持ちでしたね。
今回紹介した航路以外にも、大阪市営渡船は航路があるので乗ってみたいものです。

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