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【乗船記】宮崎カーフェリー「こうべエキスプレス」宮崎港⇒神戸港  太平洋経由、快適な船旅

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宮崎カーフェリーについて

宮崎カーフェリーは、宮崎カーフェリー株式会社が運航するフェリーで、毎日宮崎港と神戸港を結んでいます。

  • 運航ダイヤ
    宮崎港19:10⇒神戸港7:30
    神戸港19:10(月~土)、18:00(日)⇒宮崎港8:40
  • 就航船
    「みやざきエキスプレス」(平成8年12月就航)、「こうべエキスプレス」(平成9年7月就航)
    総トン数:約12,000トン、全長170m、全幅27m、航海速力25ノット、定員690名
    新造船「フェリーたかちほ」,「フェリーろっこう」が2022年に就航しました
  • 客室
    プレミアムツイン,ファーストツイン,シングル,ドミトリー,ツーリストなど
  • 料金
    一番安いツーリスト11,000円、ドミトリーで14,300円など(燃料調整金が別途必要)
(追記)終了しています
なお、事前にWEB予約をすることで安くなるプランもあり、就航5周年記念の「早割バーゲン」では14日前の予約で2等5,000円、2等寝台6,000円です。なお、席数限定なので早めに取らないとすぐに売り切れそうです。

その他にも、17歳~29歳の人が購入できる「ヤング早割」というプランでは4日前の予約で2等が6,000円です。私は、このプランをWEBで予約しました。席数限定でしたが乗船の6日前にまだ購入できました。2等限定のプランにはなりますが、学生の人にはうれしいプランですね。
紹介した以外にも「早割28」や「早割14」、「早割7」があり、それぞれ28日前、14日前、7日前までの予約でかなりの割引料金で購入することができます。
正規料金で乗船すると、割高ですのでこれらのプランをうまく活用して乗船したいですね。

これらの情報は宮崎カーフェリーホームページとパンフレットの参照です。
最新情報は公式ホームページで確認してくださいね。

宮崎カーフェリー

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宮崎カーフェリー「こうべエキスプレス」に乗船!

「こうべエキスプレス」は,2022年10月をもって引退しました.

宮崎港のアクセス

私は宮崎港から神戸港への上り便に乗船しました。
宮崎港は、JRの宮崎駅から約3km、徒歩40分ほどです。
なお、バス(有料)でアクセスもでき料金は宮交シティ(370円)、宮崎駅(280円)です。

時間に余裕のあった私は、歩いて向かいました。時間はかかりますが、平坦の道のりなので楽でした。

チェックイン、そして乗船

フェリーターミナルの横には公園があり、釣り人が釣りを楽しんでいました。
乗船するのは「こうべエキスプレス」です。

宮崎港フェリーターミナルに到着。

船尾。船尾と船首側ともにランプウェイがあり、車両が出入りします。

チェックインには、行列ができていました。新型コロナウイルスに関係なく、流通、人の流れは多いようです。
チェックインの時に、新型コロナウイルス対策としてレストランのメニューが変更されている案内の紙をもらいました。
通常であれば、夕食はバイキングですがお茶付きの弁当やカレーライスに変更されています。
内容は、夕食はそれぞれペットボトル付きのお弁当1,000円、丼ぶり600円、カレーライス600円(いずれも税込み) 朝食は、それぞれペットボトルお茶とコーヒーチケット付きの和洋食セット600円、カレーライス600円
以上のメニューで、メニューの数も絞っていますね。早く収束することを願うばかりです。

17:45に徒歩の乗船が開始されました。

エスカレーターを上り、客室のある3階へ。

客室内の様子

客室などは3階、4階にあります。
3階(Bデッキ)には、2等室、ドライバー室、レストラン、ドライバー用レストランがあります。
4階(Aデッキ)には、2等寝台室、1糖質、特等室があります。また、サウナ付きの展望浴場があります。外のデッキには4階、3階ともに出ることができます。

2等客室

こちらは2等寝台への入り口が並んでいる廊下(4階)

2等客室は、3階にあり1室のみで大部屋です。
自由席なので、自分の好きな座席を選ぶことができますよ。(早めに乗船することをお勧めします)

新型コロナウイルスの感染予防のために、ひとつおきにマットが置かれており、近くに人がいないように配慮がなされていました。
しかし、乗船客で満員になることは無く、私の左右3つ分は空いていましたから、他のお客さんをそこまで気を遣うことなく、過ごせました。

マットは、ふかふかで寝心地はよかったです。
あとは、布団と枕があります。枕はすこし柔らかいですが、問題は高さが高くて、人によっては使い物にならないかと。

 

共有スペース

こちらは3階と4階を結ぶ階段。
吹き抜けではないですが、つくりはゆったりとしています。

レストラン

3階にあるレストラン。夜の営業時間外に入口を撮影。

メニューは、通常のバイキングは新型コロナウイルスの影響で中止されていたので、お弁当、丼ぶり、カレーライスの3つのうちから選びます。
私は、カレーライス600円を注文しました。フリードリンクも中止されているので、すべてのメニューにペットボトルのお茶がついてきます。

上等なカレーのようで、辛くもなく甘くもなくといったかんじ。
ご飯もおいしく、あっという間に平らげてしまいました。!(^^)!

レストランの前は通路に椅子とテーブルがあり、外の景色を見ながら持ち込んだ食事を楽しめます。

ゲームコーナー

3階にはゲームコーナーもあり。

デッキ

3階と4階からは外のデッキに出ることも。
宮崎カーフェリーのファンネル。

このほかにも大浴場とサウナがあります。脱衣所は、カゴだけ置かれていて鍵をかけることができないので貴重品の管理には注意が必要です。
また、そこまで広いスペースではないので、出港前の時間は特に混雑していました。(みなさん、早くさっぱりしたいのですよね)

宮崎港から出港 太平洋、紀伊水道を経由して神戸へ

19:10定刻に宮崎港を出港します。
港に見送りに来ている人がいて、デッキにいる人に向かってお別れをしていました。
こういうお別れには、船が一番風情がありますよね。

左にはシェラトングランデオーシャンリゾートのホテルが見えますね。

スタンプげっと!

宮崎カーフェリーのスタンプもゲット。きれいに押せたよ。

最近はフェリーのスタンプ集めにはまっている(^^♪

22:00に2等客室、2等寝台、ならびに共有スペースは夜間照明に切り替わります。
豆電球みたいな光のみで朝まで過ごすことになります。

翌朝、5:00に5分間ほどテンポの速いクラシック?音楽が流れます。しかし、照明はそのまま。
6:05に室内の照明がオンに。(5時の音楽はなんだったのか?)

6:15にレストランがオープンしました。

デッキに出て風を浴びます。

進行方向左手には淡路島、右手には和歌山県、大阪府で紀伊水道を航行します。

あいにく、曇りがちの天気で日の出を拝むことはできませんでした。

神戸港へ入港

まもなく、神戸港に入港です。

神戸三宮フェリーターミナルからは、ジャンボフェリーが小豆島、高松港へ就航しています。

ジャンボフェリーの「こんびら2」ネコの足跡としっぽがかわいいですね。(正面は顔になっていますよ)

ジャンボフェリーもまた乗りに行きたいね。

着岸は、船員が一番気を使う瞬間だと思うのですが、衝撃のないスムーズな着岸にはいつも感心させられます。

 

神戸港のアクセス

神戸港は、神戸三宮に近い「神戸三宮フェリーターミナル」です。
そのため、三ノ宮駅まで1.4km、約20分で行くことができます。
なお、連絡バス(210円)が運行されています、連絡バスのチケットを船内にあるガチャで販売していてこちらで購入すると200円です。あらかじめ乗る予定の方は船内で買われるといいと思います。(ガチャに当たりはずれはありませんよ(笑))

私は、重いスーツケースを引きずり、三ノ宮駅まで歩いて向かいました。
三宮まではずっと歩道があり、街中を通行するので安心、安全です。ただし、大きな交差点を通るので、横断歩道を渡る際にはトラックに注意してね。

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おわりに

乗りたいと思っていた宮崎カーフェリーに乗船できて、船旅を楽しめました。
早割を利用することで5,000円、学生の早割で6,000円と安いのも魅力です。また、乗船時間も長く太平洋経由でほどよく揺れることもフェリーに乗っている気分を味わえて最高でした。

こんどは2等寝台に乗りたいね。

これにて、阪九フェリー(新門司~泉大津)、名門大洋フェリー(新門司~大阪南港)、さんふらわあ(大分~神戸、志布志~大阪南港)、宮崎カーフェリー(宮崎~神戸)に乗船したことになります。関西と九州を結ぶフェリーにもだいぶ乗船できました。
残りは、さんふらわあ(大阪~別府)ですね。
阪九フェリー(新門司~神戸)は、近日中にアップします!お楽しみに。

阪九フェリー新造船「せっつ」に乗ったよ。

それでは。

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