今回は「プリンセスわかさ」に乗船して、種子島から鹿児島へ移動した記録です。
種子島へのアクセス
種子島は、鹿児島から飛行機またはフェリー、高速船で行くことができます。
飛行機は鹿児島空港から種子島空港へ毎日3往復、日本エアコミューター(JAC)が運航しています。
高速船は種子屋久高速船株式会社がToppy&Rocketという高速船を運航。(一部の便は屋久島方面にも行きます)
フェリーは、貨物輸送が主体の「はいびすかす」、そして今回乗船したコスモライン「プリンセスわかさ」があります。
コスモライン「プリンセスわかさ」について
「プリンセスわかさ」はコスモライン株式会社が運航しています。コスモライン株式会社はこの船以外にも高速船の「ロケット」、「ロケット2」、「ロケット3」を保有しているそうです。
種子島14:00→鹿児島17:30
所要時間は3時間半です。
客室:デラックスA/B、スタンダード
料金:4,270円(スタンダード)など
ほかに島発割引や学生割引などもあり
船舶:「プリンセスわかさ」
料金等は燃油代によって変動するので、最新情報は公式ホームページで確認してくださいね。
「プリンセスわかさ」に乗船! 西之表(種子島)⇒鹿児島
種子島は西之表港から
種子島には、北から西之表市、中種子町、南種子町があり、鹿児島港へのフェリー、高速船が出ているのは西之表市にある西之表港です。
こちらが「プリンセスわかさ」です。
(↑曇りがちな天気の写真は乗船の前の日に撮影したものです)
グループ会社である「市丸グループ」の文字がありますね。
乗船はタラップを上っていきます。
船内の様子
客室は2階と3階にあります。
といっても、2階には客室は1室のみで、私はほとんどの時間3階にいました。
4階にはデッキがあります。
こちらは2階から3階への階段
3階の中心部には、かつては吹き抜けの空間であったところが…
2階部分の車両甲板を広げるために、吹き抜けを廃止して穴を埋めたのだとか。吹き抜けがなくなったのは残念ですが、かつての吹き抜けを思い出させる貴重なつくりですね。
3階には、映画を放送しているいす席。
自動販売機があります。売店等は無いので注意が必要です。
4階は、木のベンチもある広々としたデッキがあります。
揺れによりつらい・・・
「プリンセスわかさ」は定刻14時ちょうどに西之表港を出港。
どうやら種子島で勤務をされてていた先生が乗船されていたようで、生徒や生徒の保護者が別れを惜しんでいました。紙テープを使ってお別れできるフェリーはいいものだな、って思います。
約20日間お世話になった種子島とも今日でお別れです。
西之表港から外港にでるところにロケットの形をした灯台を発見!
しかし、このあとものすごい揺れに襲われることにこのときの自分は気づいていなかった・・・
このあと、約1時間半ほどでしょうか。本当に揺れがすごかった。
最近は瀬戸内海航路ばかり乗船していたり、大型船にしか乗っていないこともあるのだが、これほど揺れるのはほんとうに久しぶりでした。
幸いにも客室内に横になれるカーペット敷きの席に空間があったので、寝っ転がり船の揺れに身を任せました。
大隅半島の佐多岬です。
揺れが激しかったので、本土が見えたときは本当にうれしかったです。鹿児島湾に入れば、波は収まるので。
鹿児島湾はとても広く、ここから鹿児島港までは1時間以上かかります。
鹿児島港に近づいたところで、鴨池・垂水フェリーが見えました。
鹿児島港に入港
鹿児島港に入港です。
種子島から2時間以上の船旅、疲れました(;´Д`)
鹿児島県の奄美諸島など離島への航路を担っている、MARIX LINEとA’LINEが停泊していますね。
ちょうど入港したときはマルエーフェリー「あまみ」が出港するところでした。
下船の時は、階段を下りて車両甲板を通ってから下船でした。
下船した「プリンセスわかさ」を撮影。
おわりに
種子島の人に話を聞くと、鹿児島への交通は高速船が主流。高速船であれば50分ほどで到着できますが、フェリーだと2時間以上もかかってしまい、効率が悪いですから。ですから、今回利用したルートはどちらかというとマイナーであると思いますが、船が小さく波がそこまで高くなくてもかなり揺れた印象です。私は、多少揺れても船酔いはしない方ですが、今回の揺れが何時間でも続くと体調不良になりそうです。その点でも揺れの少ない高速船が有利なのでしょうね。
次回は、高速船Toppy&Rocketも利用してみたいものです。そして、船の揺れに慣れたいですね。
では、また。
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