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船の文化検定 ”ふね検”を受けてみた 受験会場は船内!?

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船の文化検定「ふね検」を受けてみた

「船の文化検定」について

「船の文化検定」.通称「ふね検」は,”検定内容に盛り込まれた海事に関する知識の習得を通じて海に対する興味を喚起し、国民の船や海に関する海事思想の普及を目的”として始まったそうです.
(参考:一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会HP)

なお,この資格があるからこの仕事・作業ができるということはなく,完全に趣味の検定です.

:初級,中級,上級(中・上級は,初級合格者のみ受験可能)
問題形式:筆記試験50問(四肢択一式)
合格基準:初級・・・初級問題で正解率70%以上
中級・・・中・上級問題で正解率80%以上
上級・・・中・上級問題で正解率90%以上
受験料:初級4,000円,中・上級5,000円
詳しくは,ふね検の公式ページをご覧ください
船の文化検定(一般財団法人 日本海洋レジャー安全・振興協会HP)
中・上級は,初級合格者のみ受験可能なため,今回私は初級を受験しました.
中・上級は同じ問題で,正解率で合格する級が決まります.
そして,面白いのが受験会場で海や船にまつわる場所が受験会場となっているのです.
例えば,北海道であれば小樽市,室蘭市など大きな港が存在する場所が受験地となっており,かならずしも人口が多いところが受験地となっていないのです.
私は今回,神戸会場を選択しました(その理由は後述)

受験前の勉強

約1カ月前から,こちらの本を購入して勉強しました.

最初は通学途中に一通り読みました.
内容を覚えるというよりかは,読書してる感じに近いかな.各ページには問題とその選択肢の他に,解説が詳しく記載されているので,楽しく学べます.

一通り読んだ後は,各ページにある問題を解説ページを隠して解きました.

受験前日は,集中して勉強.
梅田で居心地の良いカフェを見つけて,そこで前日に問題を解くことを中心に勉強.
最後に解説も一通り読んで,準備万端です.

受験当日

神戸会場の受験地は「コンチェルト船内」でした.
基本的に神戸は毎年こちらが受験会場に指定されているようです.受験会場は,受験申し込みの際に選べるため,船の中で受験したい!という人は神戸を選ぶとよいかも.

こちらの船は通常はクルーズ船として,神戸港周辺を航行しているのですが,午前中はクルーズの運用に入っていないため,その時間を利用して試験が行われます.

船内の入り口で,受験票を確認して受験会場へ.
船内は11月ですが,早くもクリスマスの飾りつけがありました.

受験者は,見たところ初級が6人程度,中・上級が5人程度でした.
なかなかレアな資格だけに,受験者数は少ないですね.
(関西圏では他の受験会場もあるため,分散しているのも理由の一つかもしれません)

こちらが受験会場です.
船内の一室で初級,中・上級の人が受験します.

受験者1人ずつに1つのテーブルが割り当てられ,ここで受験となります.
受験時間は1時間です.4択問題で50問だけなので,30分もあれば終わってしまいました.
(途中退出も可能でした)

船の中ということもあり,若干船の動揺を感じながらの受験で,他の試験にはない貴重な経験ができました.

受験後は,希望者はコンチェルト船内の見学ができました.
操舵室も見学させてもらいました.撮影もOKでしたよ!
(許可を得ていないのでブログには載せませんが)

短時間のクルーズ船としてはかなり広い船内ではないでしょうか?
次回は,この船に乗って神戸港クルーズに参加してみたいものです.

受験後

受験した翌月に,ホームページでの合格発表があり,合格した方の受験番号が表示されます.
私の受験番号もあり,無事に合格しました!

認定証と認定証(カード)が届きました(^^♪

また,間違えた問題と回答解説が届いたほか,受験者特典としてカレンダー(こちらは抽選での当選)をもらいました.

おわりに

船内で受験するという貴重な体験をすることができました.
次回は,中級や上級にもチャレンジしていきたいですね.

ふね検について,詳しくはふね検のホームページをご参照ください.
(これらの情報は2022年の受験の際の情報ですので参考程度に…)

それでは,また.

 

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