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【乗船記】大阪ツナグプロジェクト 船で舞洲へ 大阪万博へ向けた実証実験

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期間限定大阪ツナグプロジェクト

2022年1月8日~1月10日に観光庁による社会実験「水都を繋ぐ みとがつなぐ ツナグプロジェクト」が実施されました.

2025年に開催予定の大阪万博を見据え,会場となる夢洲へのアクセスに海上輸送も検討されており,利用実態の調査や航路の選定等が目的のようです.

航路は,十三~舞洲,中之島海の駅~舞洲,ユニバーサル駅~舞洲などがありました.
私はこのうち行きは「十三⇒舞洲」,帰りは「舞洲⇒中之島海の駅」の区間に乗船しました.

料金は,1人500円で全航路乗り放題になるものでした.

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乗船記「スクイッド号」 十三⇒舞洲

阪急十三駅から歩いて,新北野船着場から乗船します.

河川敷に立派な船着き場があるんですね.対岸は梅田でビルが多く立ち並んでいます.

「スクイッド号」が到着です.

船体にはイカ(スクイッド)が描かれていますね.

船内は窓が大きくとられていて,上の様子も良く見えます.

舞洲までは約60分かかります.
ゆっくり淀川を下り,大阪湾まで出ます.

乗員のガイドがあり,見える風景を解説してもらえました.
橋をくぐるのもなかなか楽しいです.

阪神なんば線・福~伝法間の「淀川橋りょう」はかなり低い橋で,現在架け替え工事が行われています.
現状としては,潮位が低い時でもかなりぎりぎりこの船が通れる程度.
この「スクイッド号」くらいの船だとOKですが,背の高い船だと通れないようです.

阪神高速5号湾岸線が淀川の河口に一番近い橋です.

淀川の河口はこんなに広い.ここで大阪湾に入ります.

その後,船は舞洲へ向かいます.
舞洲内に立っているゴミ焼却場「大阪広域環境施設組合 舞洲工場」で奇抜な外観が特徴的です.
乗船している子どもの1人が「あれ何?」と楽しそうに聞いてましたが,エンターテイメント施設ではありませんねぇ.

最後にくぐる橋は,夢洲と舞洲にかかる夢舞大橋です.
夢舞大橋は可動橋になっており,現在使っている大阪港の出入口が使えなくなったときにはこちらの橋を動かして大型船でも通れる航路になるようです.

可動橋のため,橋の足部分は複雑そう.

終点,舞洲に到着です.

「スクイッド号」はこの後お客さんを乗せて再び十三に戻っていきました.

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乗船記 舞洲⇒中之島 海の駅

舞洲内をぶらぶら歩いたのち,帰りの船に乗ります.

帰りに乗る船は,キャプテンラインの「キャプテン・シルバー号」です.
キャプテンラインは,海遊館とユニバーサルシティポート(USJ)を結ぶ航路を運航している船ですね.

こちらの船で,舞洲⇒中之島海の駅まで向かいます.

船内1階の様子.
この便には私を含めて4人でした.(私自身も他の方のツイートで今回の事業を知ったので,あまり周知されていないのかもしれません)

2階は操舵室とオープンデッキになってます.

舞洲を後にします.

行きのときもくぐった夢舞大橋を再びくぐります.

立派な橋ですね

船は,大阪港を航行してから安治川を遡ります.

こちらは,キャプテンラインの「キャプテン・ハリー号」,つなぐプロジェクトで舞洲とユニバーサルシティポートを結んでいる便として運航されていました.

船は,右手に海遊館や天保山を見ながら安治川を上流方向へ向かいます.

上には阪神高速5号湾岸線がかかってます.

天保山から乗れる「サンタマリア号」

安治川の水門を通ります.
高潮時にはこの水門を閉じて,大阪市内が浸水しないような対策がなされています.
昔,2018年台風21号(関空が浸水したあの台風)のときには,この水門が大活躍し大阪市内は浸水から守られたのだとか.

途中,JRの大阪環状線の橋もくぐります.

川を船が行くの,好きだなぁ.

左手には,大阪市中央卸売市場が見えます.
大阪に住んでいながら,初めて見ました.

中之島のビル群がみえてきたら,まもなく中之島海の駅に到着です.
ここで川は二手にわかれます.左手が堂島川,右手が土佐堀川でその真ん中にある島が中之島です.

この船は背の高さが高く,橋をくぐれないためここが終点のようです.

とても楽しい船旅でした~

2025年の大阪万博のときには,市内中心部から夢洲へ船でもアクセスできるようになれば,大阪の街並みを川や海から見てもらえて,より大阪の魅力が伝わるなぁとおもったりしますね.
大阪万博が楽しみです!

それでは,また.

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