日生諸島 大多府島へ
日生諸島について
岡山県の東部に位置する日生諸島は,全部で13の島から構成されています.
鹿久居島や頭島,長島は橋で本州とつながれており,船以外でもアクセス可能です.
今回は船で行くことができる大多府島へ
日生諸島へのアクセス
就航船:「NORINAHALLE(のりなはーれ)」,「みしま3号」
時間:約15分(日生~鴻島)など
便数:1日6往復程度
料金:大人310円(日生~鴻島),620円(日生~大多府島)など
詳細は⇒大生汽船
大生汽船「みしま3号」に乗船
日生港へ
赤穂線日生駅へやってきました.
駅前すぐに日生港があり,瀬戸内観光汽船 小豆島行きのフェリーが就航しています.
今回乗船する船は,↑ではなくて,日生諸島に向かう船です.
日生駅から1kmほど歩いて,日生諸島に向かう船が出ている日生港に到着です.
(なお,一部便においては日生駅前の港を経由します)
外観
こちらが今回乗船する「みしま3号」です.
船内
1階部分.前方には椅子席あり.
後方には自動販売機があります.
2階部分.
2階後ろには屋根もなく,開放的でした.
航海 日生⇒大多府島
乗船後,船員の方が乗船料金を回収しに来ます.大多府島までの620円を支払いました.
船内は7割ほど?座席が埋まってかなりの乗船率で出港です.
最初の寄港地である鴻島が見えてきました.
鴻島は別荘地として有名で,家が点在しています.
鴻島で乗客の8割くらいの方が下船されました.
島内にはスーパー等がないため,食料品かと思われる大きな荷物を持った人が多いように思いました.
乗客は数人になり,次の島である大多府島へ.
沿岸に近いせいか,海はあまりきれいではない様子.栄養はありそうだけどね.
途中,筏が見えてきます.
こちらはカキの養殖場です.
大多府島に到着です.
港の外側には,元禄防波堤があります.はるか前からある防波堤がいまだ健在なのはすごいです.
港の近くには,船で回収したカキを回収する倉庫?があります.
日生港から約30分,大多府島で下船しました.
大多府島 観光
大多府島の待合所です.
大多府島の案内図です.住宅は港近くに集まっており,島の大部分は森林です.
島内には,1周できる自然研究路が設けられています.
歩いていると,途中で展望台があり,瀬戸内海の雄大な景色を独り占めできます.
こちらは,大多府燈籠堂.
当初は自然研究路で島内を1周しようと考えていましたが,途中から草刈りがなされておらず,とても歩ける状況ではなかったので,引き返しました・・・
集落の方へ歩いて行くと,かつての小学校がありました.
2008年に閉校となった大多府小学校です.建物は取り壊されることは無く残っていますが,かつての中庭でしょうかもう草がぼうぼうです.
いつのひかこの小学校は自然にのまれていくのでしょうか..
カキの養殖に使われる貝殻がたくさん干されていました.
帰りの船がやってきました.
帰りも行きと同じく,「みしま3号」です.
大生汽船には,他にも「NORINAHALLE(のりなはーれ)」が運航してます.2017年に就航した船で,水戸岡鋭治さんがデザインされています.次回はこちらの船にも乗りたいです.
(こちらは別の日に撮影)
瀬戸内観光汽船「フェリーひなせ」が航行してました.
次回は,大多府島以外の日生諸島の島にも訪れてみたいです.
関西からでも日帰りで行ける島で,おすすめです!
それでは,また.
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