2024年就航予定!今年就航予定の新造船 はこちら>>>

【乗船記】太平洋フェリー「きそ」仙台⇒名古屋 約21時間の船旅!!

スポンサーリンク

ここまでのはなし

アイベックスエアラインに初搭乗して、伊丹から仙台へやってきました。

宿は、仙台駅近くのホテルJALシティ仙台へ。Go to トラベルキャンペーンで朝食付き1泊3,050円に

 

スポンサーリンク

太平洋フェリー「きそ」仙台⇒名古屋

行きは飛行機でしたが、帰りは太平洋フェリー「きそ」でのんびり帰ります。

太平洋フェリーは、苫小牧~仙台~名古屋という、長距離を航行するフェリーです。
苫小牧~仙台は毎日、仙台~名古屋は隔日運行しています。
使用船舶は、「いしかり」、「きたかみ」、「きそ」の3隻です。

私は仙台⇒名古屋に乗船。仙台港を12:50に出港し、名古屋港には翌日の10:30に到着します。
距離にして約420マイル(約770km), 21時間40分の長時間の船旅です。

なお、名古屋行きは苫小牧から連続して航行するため、苫小牧⇒仙台⇒名古屋と通して乗船することも可能です。この場合は2泊3日の航海です。

仙台港へのアクセス

徒歩乗船の場合は、仙台駅、中野栄駅、多賀城駅などから路線バスに乗ってアクセスする方法があります。(なお、新型コロナウイルスの影響で運休しているバスがあります)
私は交通費節約と運動?のために、仙台港に近い駅から歩いていくことにしました。

歩いていく場合は、仙石線の中野栄駅または多賀城駅から徒歩が便利です。

仙石線で、仙台駅から乗車して中野栄駅で下車。

中野栄駅の駅前。

あと半分くらい。とおい・・・

港湾地区を進むと、右手に太平洋フェリー「きそ」が見えてきました。

太平洋フェリー仙台港に到着!8月末でもかなり暑くて大変だったので、夏に仙台港まで歩いていくのはお勧めしません。(笑)

 

太平洋フェリー「きそ」の外観

太平洋フェリー「きそ」は太平洋フェリーの3隻のうち最も古く、2005年に就航しました。
こちらは、名古屋港で撮影。

 

「きそ」について
総トン数:15,795トン
全長:199.9m
全幅:27m
航海速力:26.73ノット
旅客:768 名、トラック:183台、乗用車:113台
(太平洋フェリー「きそ」船内案内図より引用)

 

太平洋フェリー「きそ」に乗船 仙台港⇒名古屋港

チェックイン

チェックインの前に、一人ずつ体温測定をされました。
その後、乗船券を発行です。Go to トラベルキャンペーンの申請のために、乗船証明書、領収書を合わせて発行してもらいました。8月までは太平洋フェリーへの直接予約でも対応していましたが、9月以降は旅行代理店でのみ Go to トラベルキャンペーンの適用がなされるようです
(対応が変更になっていることがあります。詳しくは公式ホームページで確認してください)

予約した部屋はB寝台です。学割で1割引きで8,700円でした。なお、8,700円の35%は後ほどGo toトラベルキャンペーンにより返金があると思います。

乗船まで2階の待合室で待ちます。ワクワク(^_-)-☆

船内の様子

客室は5~7デッキにあります。
5デッキ:客室、展望浴場、ショップコーナー、ゲームコーナー、インフォメーション
6デッキ:客室、ラウンジ「サザンクロス」、レストラン「タヒチ」
7デッキ:客室
B寝台

予約したB寝台は、2等室の次に安い部屋です。5デッキ後方に位置しており、エンジン部に近いためややエンジンの揺れがありました。

それぞれが細かく部屋が分かれています。
10人部屋で、私も含めて3人のみでした。

ロールカーテンがつけられています。中からは鍵をかけることができます。(外からは無理なので、貴重品は常に持ち歩いていました)

電灯と、コンセント1口あります。古さは感じるものの、ここにいるのは寝るときくらいなので問題なし。

運のいいことに?客室内には窓もついており、外を眺めることができます。

 

共有スペースの様子

5~7デッキの中央部は吹き抜け構造で、開放的な空間になっています。

5デッキの階段入口

5デッキ、インフォメーションの前にはちょっとした記念撮影のコーナーがあります。
また、現在の位置を表示するモニターとスタンプの設置があります。

太平洋フェリーのスタンプもゲット。

6デッキ中央部には、コンサートなど開催のできるシアターがあります。しかし、新型コロナウイルスの影響で、出入りも禁止でした。

 

仙台港、出港は鳥たちとともに

仙台港は、定刻の12:50に出港。

ランプウェイを収納します。

仙台港を離れます。スラスターを使って、慎重に回転します。

仙台港に入港する船は、大きい船も多かったです。

お菓子をもって、鳥たちに餌として与えている乗客がいました。そのおかげで、多くの鳥たちが船の上をとびかっていました。

どこを見ているのかな?きみも名古屋港まで乗るかい?

太平洋フェリー「いしかり」と反航

お昼ごろに名古屋⇒仙台に向かっている太平洋フェリー「いしかり」と反航します。
互いに汽笛を鳴らして、すれ違うのは感動的でした。

互いに汽笛を鳴らすのですが、その順番は船長の先輩、後輩によって決まっているのだとか。

 

レストラン「タヒチ」での夕食

レストラン「タヒチ」でバイキング形式の夕食です。大人2,100円です。
なお、感染防止対策として食事を盛り付ける際にはビニール手袋とマスクの着用が義務付けられて今した。

ステーキがおいしかった!(^^)!

日の入り時間くらいだったので、太平洋を眺めながら食事を楽しめました。

 

夜も、ほとんど揺れがなく快適に寝ることができました。

 

早朝、外に出て朝日を眺めます。
フェリーから見る夕日や朝日はとてもきれいです。

外に出ると毎回撮ってしまう、ファンネル。

この後は、船内で外を眺めながらゆっくり。

朝食

朝食は、レストラン「タヒチ」でもよかったのですが、あまりお腹が空いていないこともあり、軽めに。スタンド「マーメイドクラブ」でモーニング650円だったかな。

 

名古屋港、入港

名古屋港までもうすぐ。

進行方向右手には、中部国際空港が見えました。
なお、離着陸する飛行機はみられませんでした。

太平洋フェリー最後のメインイベントのいえば、名港トリトンを通過することです。

こちらが名古屋港ターミナル。

ロープを、銃?みたいなので打ち込んで岸に渡します。
それを自動車につけて引っ張っていきます。

 

名古屋港から名古屋市街地へは、バスと地下鉄などを乗り継いでいくことができます。
私は、歩いてあおなみ線の金城ふ頭駅から名古屋駅行きに乗りましたよ。

スポンサーリンク

おわりに

いつか乗りたいと思っていた太平洋フェリーに初めて乗ることができ、その設備やサービスを楽しむことができました。しかし、新型コロナウイルスの影響によりコンサートが中止されるなど、一部サービスが削減されています。はやく元のフェリー旅に戻ることを願うばかりです。

また、「いつか乗ろう」と考えていると(新型コロナウイルスの影響もそうですが)、乗れなくなってしまうこともあるかもしれません。(国際航路などもそうですね)

思い立ったときに、叶えてしまうのがいいかもしれないですね。
まあ、乗りたい船はまだまだたくさんあるのですがね。

 

次回は、近鉄特急「ひのとり」普通車にて大阪難波へ・・・
つづく・・・

 

コメント