宮崎カーフェリー「フェリーたかちほ」に乗船
今回は,2022年4月15日から就航を開始した宮崎カーフェリーの新造船「フェリーたかちほ」に乗船してきました.
宮崎カーフェリーの新造船については↓の記事でも取り上げましたが,やっと乗船が叶いました.
宮崎カーフェリーについて
宮崎カーフェリーは,宮崎カーフェリー株式会社が宮崎~神戸間を毎日運航しています.
運航ダイヤ:宮崎港19:10⇒神戸港7:30
神戸港19:10(月~土)、18:00(日)⇒宮崎港8:40
船舶:「フェリーたかちほ」,「フェリーろっこう」
客室:プレミアムツイン,ファーストツイン,シングル,ドミトリー,ツーリストなど
料金:一番安いツーリスト11,000円、ドミトリーで14,300円など(正規運賃,燃料調整金が別途必要)
※お得な”席数限定プラン”,”グッドバリュープラン”,”Web割”などもあり.
(2023年3月時点)
⇒宮崎カーフェリー
なお,関西と九州を結ぶフェリーについては↓の記事にまとめてるので参考までに.
今回の予約について
今回は全国旅行支援を適用するために,電話予約をしました.
シングル利用で,12,072円の支払い.兵庫県で使えるクーポン2,000円分付きでした.
外観
乗船する「フェリーたかちほ」です.
2022年4月15日から就航を開始したので,まだ1年ほどしかたっていません.
港の北側に公園があるので,そちらで撮影.
船尾側から
宮崎港フェリーターミナルの窓口にて,支払いと乗船券発券を済ませて,
ターミナルの前に,宮崎カーフェリーが描かれた郵便ポストがありました.
青色のさわやかなポストに船の絵柄が良く似合っていますね(^^♪
船内
3階:レストラン,展望サロン,客室
4階:展望浴室,展望サロン,客室
4階中央部は,このような座り心地のよいソファーもあり,
客室ではなくてもゆっくり過ごせるスペースが多いように感じます.
船っぽい証明が素敵な廊下を通り,客室へ.
通路の奥には,このような景色を楽しめる席もあります.
机には内海造船のフェリーでよく見る卵の形をしたものがついています.
突然の揺れがあったときに,これをつかむ手すりの役割があるのだとか.
3階と4階の船首部には,ちいさな展望サロンがあります.
操舵室から見るような景色が見られます.
船首側にあるので,夜間航行中はカーテンが閉められ,景色は楽しめませんが,
夕方や朝の航行中はここからの景色も良さそう.
展望浴室もあります.
3階と4階をつなぐ船内中央階段です.(夜間照明時なので暗いです)
3階部の空間は,イベントステージとして利用されるそうです
船内には自動販売機もあります.
シングル
今回予約した「シングル」は,1人用個室です.
各部屋へは,鍵を開けて入ります.
部屋の様子.
そこまで広くはないですが,必要なものがコンパクトに収まっている感じですね.
デスク,椅子,鏡に.
机の引き出しは暗証番号タイプの金庫になっています.
小さいですが,テレビもあります.
シングル個室のアナログの鍵と,船内のご案内の紙です.
なお,シングルの個室にはアメニティセットが付いています!
これがあるので,あえてシングルにしてみました!
かわいらしい巾着袋に,歯ブラシ,タオルなどのアメニティセットがたくさん.
売店でも同じものが700円で売られていました.
天井には,木目があり,内装にはかなり気を使って作られている気がしました.
航海 宮崎⇒神戸
宮崎港 出港
出港前には西の空に沈む夕日が見られました.
だんたん日が暮れて,出港時間に.
宮崎港の出港時間は19:10.3月下旬に乗船したので,すでに暗くなっていました.
出港後しばらくすると,進行方向左手にはシェラトングランデオーシャンリゾートが見えます.
九州で一番高い建築物(アンテナ等は除く)で,高さは154mだそうです.
夕食
夕食はバイキング形式で,ドリンクバー付きで大人1,600円です.
お魚など,地元のものを使ったものも多く,どれもおいしかったです.
ただ,レストランがかなり狭いので,お客さんが集中してかなり混んでいる印象でした.
売店でおつまみとビールを購入して,部屋でゆっくり船旅を楽しみます.
売店では御船印も忘れずに購入しました.
神戸港 入港
翌朝も快晴!
この船は太平洋側を通るので,明石海峡は通過しませんが,
神戸港到着前には,進行方向左側に明石海峡大橋が見えました.
だんだん神戸の街並みがはっきり見えてくると,まもなく到着です.
朝食はバイキング形式で600円ですが,
夕食を食べすぎたので,今回はパスしました.
7:30定刻通りに神戸港に到着しました.
神戸三宮駅へは有料のシャトルバスも出ています.
私は散歩がてら,歩いて行くことに(1.5km,20分くらい歩けば着くので)
おわりに
宮崎カーフェリーの新造船に初めて乗船してきました.
以前の船も風情があって良かったですが,
新造船になって,快適性が向上したので,利用者が増えるでしょうね.
神戸港も宮崎港も比較的,街から近い港なので,徒歩利用でも利便性はよいです.
関西から宮崎,宮崎から関西への交通手段の一つとして,
多くの方に認知されて,利用が増えますように~
それでは,また.
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