2024年就航予定!今年就航予定の新造船 はこちら>>>

【乗船記】名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」ファーストB!! 大阪南港⇒新門司港

スポンサーリンク

名門大洋フェリーとは

名門大洋フェリーの歴史

名門大洋フェリー」は「名門カーフェリー」と「大洋フェリー」が1984年に合併してできたフェリー会社です。 ともに1972年から就航しており、「名門カーフェリー」は大阪港と新門司港、「大洋フェリー」は大阪港と苅田を結んでいました。苅田(かんだ)は、福岡県北東部にあり、北九州空港に近いところですね。 (市民の港 大阪港150年の歩み -大阪港は市民のたからもの 森隆行著 を参考)

名門大洋フェリーの航路

現在では、大阪南港と新門司港を1日2便/往復しています。

航路は大阪南港から出港し、明石海峡を通り瀬戸内海を航行します。 穏やかな瀬戸内海を航行するため、揺れはほとんど感じません(個人差がありますが、私は全く酔いません)

スポンサーリンク

名門大洋フェリー 「きたきゅうしゅうII」に乗船

乗船したのは2便船で,大阪南港19:50発,新門司港8:30到着.

大阪南港へのアクセス

大阪南港は,大阪メトロ「フェリーターミナル」駅から直結しています.屋根が続いているので,雨の日も濡れる心配なし.

チェックイン 今回の予約について

チェックインの際には,まず非接触の検温があり検温済みカードをもらいます.この検温済みカードは乗船時にも提示する必要があり,無くさないように注意が必要です.その後Go toトラベルの書類,身分証明書の確認等があります.最後に,窓口にて乗船券を発行してもらいます.

~今回の予約~
客室:ファーストB(個室2~3人用)
料金:13,300円(ここからネット予約20%offで-2,660円,Go toトラベル-3,720円,貸切料金0円) 
 支払いは6,920円
さらに地域共通クーポン2,000円分つき,実質4,916円で窓付き個室,しかも貸切!!!

きたきゅうしゅうⅡに乗船

船内の様子

船内は6階から8階までが客室などのスペースになっています。

6階:ツーリスト,エコノミー,ドライバールーム
  案内所、レストラン、売店、展望浴場
7階:ファースト,ツーリスト,外部デッキ
8階:スイート,デラックス,外部デッキ

6階と7階をつなぐ階段です.
阪九フェリーのように大きな吹き抜けがないため,少し狭く感じます.

7階,8階は外にも出ることができます.

乗船記念に写真撮影もできますよ~

あとはスタンプ.6階に設置されています.

名門大洋フェリー「きたきゅうしゅうⅡ」スタンプ

客室 ファーストB

キャンペーンで通常であれば貸切料金が取られる2~3人用の個室が貸切料無料ということで,ファーストBです.

入ると,まず靴を脱ぎます.

ドアはオートロックではなく,アナログの鍵です.入室後と部屋を出る際には施錠をお忘れなく・・・

そして,ベッド.2人分はベッド.1人分は畳敷きの所にしくようです.

そして,この部屋には窓があります!
1人用個室のファーストSには窓が無いため,それだけでもこの部屋にしたかいがあります.

窓のある個室は人生初!部屋に入った時から興奮してしまったわ

反対側から見たところ.広い!16m²だそうで,ビジネスホテル相当かそれよりも広いかもしれませんね.壁掛けのテレビもあります.

ポットと粉末タイプの煎茶が6つ.

洗面台も備え付けられています.

アメニティ類は,タオルが3枚と歯ブラシです.
ハンドソープも置いてあるので,客室に戻ってきた際にその都度使えますね.

この部屋,唯一の欠点はトイレがないこと(;´Д`)
トイレは客室外にあるトイレを使用します.ファーストAは若干部屋が狭いですが,トイレが設置されています.こちらもおすすめです.

船内について詳しくは,前回「おおさかⅡ」に乗船した際もご覧ください.
このときは,ツーリストを利用しました.

大阪南港,出港

オレンジフェリー「おれんじ おおさか」がドック入りしている関係で,大阪南港22:00発オレンジフェリーは欠航になっており,反対側には船がいません.
これはこれでレアかも.

19:50, 大阪南港を離れます
旋回して,西へと向かいます.

夕食はバイキング形式

夕食は,レストランで大人1,600円です.
Go to地域共通クーポンの使用も可能.
プラスチックのトレーに分けて入っています.好きなだけ取っていくスタイルです.
自分で盛り付ける必要が無く,衛生的で楽でもあります.しかし,容器がプラスチックのため多くのごみがでるなぁ,と思ってしまいます.

ごはんや味噌汁はスタッフに盛り付けてもらいます.

食べ放題なのはいいけど,クオリティは阪九フェリーに軍配が上がる

新門司港,入港

翌朝,船は順調に航行しているようです.
客室窓から外を眺めていると,見たことある船が・・・
阪九フェリー「せっつ」ですね.神戸便で,新門司港8:30到着(名門大洋フェリー2便と同じ)でした.

外に出て,毎度お決まりのファンネル撮影

あとは到着まで客室内でゆっくり.煎茶を入れてみました(^^♪

岸壁の工事をしていましたが,これって横須賀~新門司に新しく就航する東京九州フェリーですかね?

下船後は無料のシャトルバス
この日は大型バス2台,中型バス1台の計3台でした.
門司駅,小倉駅のどちらかで下車できます.

スポンサーリンク

おわりに

人生初となる窓付き個室フェリーは「名門大洋フェリーきたきゅうしゅうⅡ」となりました.
Go toキャンペーンでお得に利用できるので,この機会に色々な客室に泊まってみたいものです.

関西~新門司へは,名門大洋フェリーのほかに阪九フェリーも運航しています.阪九フェリーは露天風呂付の船もあり(つくし以外),また吹き抜けの空間でこれまた快適です.ぜひ乗り比べてみてくださいね.

つづく・・・

 

 

 

コメント

  1. ひで より:

    名門大洋フェリーは、山口の姪甥に会いに親を連れて車で利用しますが、阪九よりは「同乗者がそのまま車で乗船出来る」事が強みです。
    市内からも近いので。

    • なるがまま Narugamama より:

      そうなんですね.
      徒歩乗船しか経験したことないので,知りませんでした.船会社によってそんな違いもあるのですね.